ローマ戦でのインテルは酷かった。
7連勝中の時と違うのはトップ下(スナイデルとアルバレス)の2人がどちらもいないことと、モッタがいなくなったことぐらいか。
でも予想以上にモッタの離脱が大きいようだ。
モッタがいなくなった途端、守備が崩壊しているし、開幕直後の勝てない時期にもモッタが出ていなかったし。(監督も代わったけど)
DFにも問題があるとは思うけど、中盤でのプレッシャーが弱いから裏にパスを出されまくり。(パレルモ戦も同様)
そして攻撃も酷かった。
全然前線で溜めができていない。
中盤の横一列に並べる布陣だと、上の2人だと中央に寄って来るからいいけど。オビなんかが入るとサイドに張ることしかしないから、攻撃の際に中央がガラガラになるという。
今日は後半にパッツィー二を下げてポーリをトップ下(おそらく4-5-1のシステム)に置いたようだけど、時すでに遅し。
今日のインテルよりは、B降格の危機のレッチェの方が良いサッカーしてる。
モッタとかフロント主導の移籍の弊害だろうな。
あと、正月サボったつけが来てるのかもしれない。←インテルはクリスマスあたりから7連休。
スナイデル欠場。
アルバレス欠場。
アウェイのローマ戦は、司令塔抜になってしまったようだ。
どうやら、いつものメンバーに新加入のコロンボ、前節に引き続きポーリがスタメンの模様。
そういやスタンコビッチも久しく見ていないけど、インテルの攻撃陣は本当に層が薄い(というか薄くした。)
とりあえずインテル対ローマ戦が延期になったのは残念。
↑と思ったら1日伸びただけとか。
で、モッタの移籍はかなりの戦力ダウンだろうな。高さもさることながら、攻撃のセンスもあったから。
あとコウチーニョのプレイもインテルでもっと見たかったかも。出た試合では、けっこう良いパスとか出してたと思うけど。ただ4-4-2で中盤が菱形だと、スナイデル、アルバレスの次の3番手の位置と考えらていたようだから、飼い殺し状態だったのは確かかもしれない。
個人的には、ややボールを持ち過ぎなアルバレスよりは、もっと使われても良かったと思う。
ブラジル代表の若手DFを獲得したようだけど、DFに関しては層が厚いけどベテランばかりだから将来への投資だろうか。キヴの残留は意外だったが。
ただ1番のウィークポイントのFWの補強をしなかったのはなぜだろう?
ミリートが復活した感があるとはいえ、パッツィーニは外しまくるし、フォルランは怪我がちで出場すらままならない。
ベンチに座ってるのが明らかに失格の烙印を押されているサラテのみ。
インテルはFWの補強を一番に考えるべきだったんじゃないのか。
現時点では、本田のラツィオへの移籍の可否は不明。
ロシアリーグが地味。試合を観てても対戦チームもほぼ知らないし、もちろん知ってる選手もほぼいないので面白くない。
CSKAはチャンピオンズリーグに出てるという意見もあるけど、次のレアル戦での敗退は濃厚。ヴァグネル・ラヴも抜けたようなのでダメだろう。
そしてセリエAに目を移してみると、インテルの試合で目も当てられない時がある。
下位チーム相手に勝負でもポゼッションも負けるとか。(こういった試合を朝の4時半から観た時の気分と言ったらもう・・・)
そして森本の出ていないノヴァーラの試合なんか観たくもないので(チーム自体も弱いしおもしろくない試合)、本田がラツィオに行けば上位にいるチームだし、スタメンで出られるなら楽しみが増える。
ラツィオとCSKAの間で移籍金の額が数億円ぐらい隔たりがあるらしいので、得意のジャパンマネーでってことにはならないのか。
ヴァグネル・ラヴも移籍ではCSKAに妨害されたらしいので、っていうか本田が抜けたらCSKAにタレントがいなくなってしまうから、残念だが残留の線が濃厚なのかもしれない。
コッパ・イタリアのナポリ戦に続いて2連敗。
ナポリ戦に限って言えば、何人かのレギュラーを温存、またモチベーションもあまり高くないと思われ、敗戦もまあ仕方なしと言ったところ。
ただ今回はアウェイとは言え、ガチでの敗戦。
レッチェ戦に限って言えば、スナイデルの先発起用も分かるし、不必要に下がってくるスナイデルに代えてのアルバレスの起用も分かるが、オビの起用とサラテへの交代も意味不明だった。
オビってまだまだって感じだし、サラテは自己中心的なドリブルしかしないし、しかも2人とも外に開く動きだったので、長友に蓋をする形になってしまったのもいただけない。
4-4-2の中盤を菱形にするか、アルバレスやコウチーニョのように中に切れ込む選手が前にいた方が、長友やマイコンの力は活かせると思う。
しかし、レッチェ戦のベンチに攻撃的な選手が、アルバレスとサラテ・・・選手層が薄すぎだろ!けが人が多いというのもあるけど。
ラニエリって1部リーグでの優勝経験がないんだけど大丈夫なのか。
ただ、インテルは下位チーム相手にすら主導権は握れないから問題はない。
しかし、イブラヒモビッチ、パトを中心としたミラン攻撃陣がインテルゴールを襲いまくり。
早い段階でミランが1点を奪っていたらインテルは大敗していた可能性も。
ただインテルDF陣って何気に世界一と言っても過言ではないかもしれない。
まあそんなこんなで、ミランが外しまくりな中、復活した感のあるミリートがカウンターからゴール!(たぶん3か月前なら外してた。)
長友もチームが押されっぱなしの所為もあるだろうけど、攻撃は控えめ。アルバレスに惜しいクロス、ミドルシュート、ゴール前でDFを交わして惜しいシュートと見せ場も作る。
ただ、長友って徐々に調子を上げていくタイプなのか、休養明けはあまり調子が良くない。
でも、キヴやスナイデルも出てきた時にも長友交代か?って思ったけど、結局90分使われるというのは監督に信頼されている証なんだろうな。
でもラニエリがキヴを投入して、長友を前に上げる積極的な戦略を採るとは思わなかった。(ザックの真似と言えばそれまでだが。)
長友がシュートするとパッツィーニは、明らかに不満を体で表すけど。
ナガトモ「お前にパスしても外すじゃん!っていうかポジショニング悪い。」
とか思ってそう。
インテル逆転優勝の為には、パッツィーニの代わりに優秀なFWを補強しないといけない。フォルワンでも良いと思うけど。
フィオレンティーナ戦はトラップミスが結果的にゴールになっただけだけど、今回はきれいなヘッドで決めたので素晴らしい!
それでインテルの得点ランキング
ミリート 3点(1PK含)
パッツィーニ 2点
長友 2点
長友が良いのは言うまでもないが、インテル不振の原因はこの2トップにあると思う。
プレースタイル的に、ペナルティエリア内で待つタイプの2人を並べているから、機能していないということもあるけれど、それにしても2人とも外し過ぎな気がする。
エトーやイブラヒモビッチ程のFWがいれば・・・と思う。
ただ、昨日のジェノア戦を見る限りだと、フォルランが戻ってきたので前線での組み立てはかなり期待できそう。
中盤はコウチーニョが出れば結果を出していて、アルバレスもボールをこねて相手に取られることが少なくなって良くなってきたのに(パスコースがなかったのというのもあるけど)、コンスタントに使われないのが不思議で仕方がない。
これでスナイデルが復帰したら、サネッティもスタメンだから中盤のポジションが足りなくなる。
フォルランの1トップという手もあるけど。
しかしイタリア人がいない・・・
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セーブ・ザ・チルドレン
ただ、特別最高でもなければ最低でもないような感じ。
どうやらシステムは中盤をひし形にした4-4-2に落ち着いたようだ。
両サイドに、サネッティ、カンビアッソを配したシステムは、守備こそ安定するものの攻撃力は無いに等しい。
FW陣も型に嵌れば存分に力を発揮するメンツがいるkど、イブラヒモビッチ、エトーとは"スーパー"感が違う。
早くフォルランの復帰が待たれる。
そしてスタンコビッチの中盤の底での起用は、間違いじゃなかったか。
ラニエリって結構解任が多いんだよね。
マイコンが常に前に行くから、長友が攻撃に加われない。
キヴが左サイドバックに入ると攻撃参加はほとんどしないので、右サイドに長友の布陣だと、長友が攻撃に参加できる状態がベストだったのかも。
ただその理屈で行くと、左にキヴで右にマイコンがベストな考えになってしまう・・・
おそらくラニエリの頭の中ではスタメンがそれだと思う。ナポリ戦はそうだった。
長友残念。
4バックでも守備が破綻しているから、3バックでも一緒じゃん!
ってことで、もう1回3バックにトライしてもいいと思う。
ガスペリーニが指揮を執っていたころは、マイコンがいなかったし、何より今のインテルの攻撃的な中盤にはスナイデル以外はマシなのがいない。(この前の試合ではスタンコビッチもイマイチだった。)
ってことで、マイコンと長友をもっと攻撃的な位置に置いたらどうだろう。
と妄想。
ラニエリ就任で上向きになったかと思えば、マイコン復帰で2連敗。
攻撃の人が足りない。
2トップが孤立。
人、ボール共にスピードがない。
シュートやクロスを上げる前に取られてカウンターを食らう。
もう悪いところは、挙げればキリがないほどある。
いっそのこと、今シーズンは捨てて、
確かな実績のある監督に任せる。
若返り。
イタリア人を中心に据える。
ぐらいの改革が必要じゃないかな。
今のインテルには、昨シーズンお辞儀をしていたような和気藹々さがないのが不気味。
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